俺がまだ若い頃
Tシャツや半メットでバイクに乗る人を見るたびに「なめてんなー」とか「コケた時後悔すっぞ」とか
上から目線で思ってたんですけど
オッサンになってある時、そもそもバイクは正しい乗り物じゃ無いと気付くに至って
全くそういうふうに思わなくなりました。
メーカーがどんなに爽やかなCMを打とうと
スポーツライディングとか耳触りの良い言葉を使って本質を誤魔化しても
結局バイクは生身でエンジンに跨って走る、シートベルトもエアバッグも無い
クレージーな乗り物であることは変わりないわけで
もちろん危険な乗り物をなるたけ安全に楽しむために
パット入ったライジャケ着たり、フルフェイスメットを被るというのは
正しいことだと今でも思うんですが
正しいことの多くが面白いことじゃ無いというか、バイクに乗ることもそうであるように、リスクとそれによって生まれるリターン(達成感だったり、刹那的な快感だったり)こそが面白さの源泉なんじゃないかとオッサンになって頓に感じるようになったわけです
例えば真夏にTシャツ着てバイク乗ってぶっ飛ばして 最高 って抵抗なく言えるようになっちゃいました。(もちろん自己責任なので他人に勧めたりは絶対にしませんが)
んで、カブの話なんですが、カブを速くするって言うと
プアな車体で何でそんな危ない事するの? とか
速く走りたかったらスポーツバイクに乗ればいいじゃん とか
ノーマルこそが最高 とか
言われます。うーん。みんな正しい、正論ってやつですね。
しかし前で書きましたが
正しい事って・・面白くないんだよなw
正しい事を正しいと認めながら(ときに正論を吐きつつ)
正しくない道を歩いていきたいと思いますw
0 件のコメント:
コメントを投稿